パチュリー|最初にマスターしたい精油40種類
2020年9月19日
2020年9月19日

いつも見に来てくれてありがとうございます。

嗅覚反応分析士 トレーナーの津田美佐です。

 

 

Pogostemon cablin シソ科

水蒸気蒸留法/花と茎葉

 

東南アジアに自生するシソ科のハーブ

東南アジア諸国、中国などでは蛇にかまれた時の解毒剤として

古くから使われてきた。

 

 

 

発酵させてから蒸留するため

他のシソ科の植物から採る精油とは全く違う

芳香成分で構成されている。

 

 

 

精油は甘くオリエンタル調

且つハーバルな香りで

香りの持続性は高い。

 

 

 

 

精油では少ないベースノートを持ち

香水作りの保留材として使用すると良い。

 

 

 

【経皮・経口作用】

鬱滞・鬱血:

静脈鬱血除去作用

リンパ鬱滞除去作用

前立線鬱滞除去作用

 

抗炎症作用

瘢痕形成(創傷治癒)作用

健胃作用

 

 

【主要含有成分】

セスキテルペン炭化水素類

α-ブルネセン

α-ガイエン

セイチュレン

α-パチュレン

アシフィレン

β-カリオフィレン

β-パチュレン

β-グルジュネン

 

セスキテルペンアルコール類

パチュロール

ポゴストール

 

 

【禁忌・注意】

妊産婦・ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには注意して使用する。

(セスキテルペンアルコール類にホルモン様作用があるため)

 

 

 

【使い方のアドバイス】

静脈の鬱血を除去し、むくみやダイエットのブレンドに使用すると良い。

ブレンドオイルに一滴加えれば、深みのある香りとなる。

 

◆冷え性

 

 

※参考文献 ケモタイプ精油小事典