いつも見に来てくれてありがとうございます。
嗅覚反応分析士 トレーナーの津田美佐です。
Pogostemon cablin シソ科
水蒸気蒸留法/花と茎葉
東南アジアに自生するシソ科のハーブ
東南アジア諸国、中国などでは蛇にかまれた時の解毒剤として
古くから使われてきた。
発酵させてから蒸留するため
他のシソ科の植物から採る精油とは全く違う
芳香成分で構成されている。
精油は甘くオリエンタル調
且つハーバルな香りで
香りの持続性は高い。
精油では少ないベースノートを持ち
香水作りの保留材として使用すると良い。
【経皮・経口作用】
鬱滞・鬱血:
静脈鬱血除去作用
リンパ鬱滞除去作用
前立線鬱滞除去作用
抗炎症作用
瘢痕形成(創傷治癒)作用
健胃作用
【主要含有成分】
セスキテルペン炭化水素類
α-ブルネセン
α-ガイエン
セイチュレン
α-パチュレン
アシフィレン
β-カリオフィレン
β-パチュレン
β-グルジュネン
セスキテルペンアルコール類
パチュロール
ポゴストール
【禁忌・注意】
妊産婦・ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには注意して使用する。
(セスキテルペンアルコール類にホルモン様作用があるため)
【使い方のアドバイス】
静脈の鬱血を除去し、むくみやダイエットのブレンドに使用すると良い。
ブレンドオイルに一滴加えれば、深みのある香りとなる。
◆冷え性
※参考文献 ケモタイプ精油小事典