ジャスミン|最初にマスターしたい精油40種類
2020年8月6日
2020年8月6日

いつも見に来てくれてありがとうございます。

嗅覚反応分析士 トレーナーの津田美佐です。

 

 

 

ジャスミン(アブソリュート)

Jasmimum officinalis(Absolute)  モクセイ科

抽出/花 (エジプト、インド)

 

 

 

半つる性の常緑種。

小さく可憐な花からは、素晴らしく芳醇な香りが漂う。

 

 

 

優雅で甘美な香りはフローラル調の代表的な香りで

気分を明るくさせてくれる。

高級な香水原料としても、よく使われる。

 

 

 

水蒸気蒸留法では採油できないため

溶剤抽出法を用いたアブソリュートである。

 

 

 

【経皮・経口作用】

※主に嗅覚療法として使用される。

リラックス作用

精神強壮作用

鎮静作用

 

 

 

【主要含有成分】

エステル類

酢酸ベンジル

安息香酸ベンジル

酢酸フィトリル

ゲラニル酸リナリル

 

ジテルペンアルコール類

フィトール

イソフィトール

 

モノテルペンアルコール類

リナロール

 

フェノール類

オイゲノール

 

ラクトン類

ジャスミンラクトン

 

窒素含有物

インドール

 

ケトン類

cisジャスミン

 

【禁忌・注意】

原則として原液を塗布しない。

(アブソリュート〈溶剤抽出〉のため)

誘眠作用があり、集中力を妨げる可能性があるので

注意して使用する。

(ジャスミン精油全体による)

 

 

 

 

【使い方のアドバイス】

フランス、ベルギーなどでは、アブソリュートを使用した

処方はごく少数で、その方法も主に嗅覚療法であった。

 

 

精油の香りは強いので、控えめの使用がポイント。

 

 

◆不眠症

◆ベッドルームの香り:心地よい夢のために。