シナモン・カッシア|最初にマスターしたい精油40種類
2020年8月6日
2020年8月6日

いつも見に来てくれてありがとうございます。

嗅覚反応分析士 トレーナーの津田美佐です。

 

 

Cinnamomum cassia クスノキ科

水蒸気蒸留/葉付き小枝

 

 

チャイニーズシナモンと呼ばれ

正倉院の薬物中にも納められているほど

古くから利用されている。

 

 

 

インド産のシナモンから採る精油に比べて安価。

甘いニッキの香りで気分を高揚させ

明るくさせてくれる。

 

 

 

 

 

【経皮・経口作用】

抗菌作用

(広範囲の菌に対して強力に作用)

抗寄生虫作用

殺寄生虫作用

抗真菌作用

殺真菌作用

免疫刺激作用

充血作用

刺激作用

発酵抑制作用

強壮作用

抗ウィルス作用

交感神経強壮作用

催淫作用

性的強壮作用

痛経作用

子宮強壮作用

呼吸器刺激作用

血液凝固阻止作用

神経刺激作用

血栓流動促進作用

 

 

 

【主要含有成分】

芳香族アルデヒド類

ケイ皮アルデヒド

ベンズアルデヒド

 

ラクトン類

クマリン

 

エステル類

酢酸シンナミル

 

 

 

 

【禁忌・注意】

原液を塗布しない

10%以下(最大20%)に希釈する。

(芳香族アルデヒド類、特にケイ皮アルデヒドは皮膚を荒らす危険があるため)

5歳以下の乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかん患者には使用しない。

(神経毒性のあるラクトン類を多く含み、またケイ皮アルデヒドを多く含有するため)

 

 

 

【使い方のアドバイス】

抗菌作用が強く、消化器系や皮膚の感染症改善のために用いられることが多い。

免疫を刺激し、元気になりたい時にも適する。

香りが強いため、ブレンドオイルを作る際には

少量使いを心がけると良い。

 

◆冷え性

◆ニキビケア

◆水虫・皮膚の真菌症

◆痩身・ダイエット・セルライト

 

 

 

【嗅覚反応分析的視点】

主要含有成分のケイ皮アルデヒドには

強い抗菌作用があることから、この香りを欲している身体の状態は

抵抗力がとても低い状態が考えられます。

 

また加温作用も含有されており、身体が冷え切っていることも考えられ

とにかく温かい食べ物を摂取してあげることが大切です。

(加温作用・・・血管を拡張して血行を促進し、体温を温めて活性化する作用。)

 

 

 

神経強壮作用もあることから、神経的に傷つきやすく

人間関係に疲れやすく、一人で空想にふけっているほうが楽と思いがちかもしれません。

 

 

 

抵抗力が低い状態や、身体の冷えなどは

もしかしたら人間関係の神経的な打撃が関係し

自律神経の乱れに影響しているのかもしれません。

 

 

 

腰を動かすフラフープで血行をよくする運動もおすすめです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。